令和5年度学校保健委員会

10月13日(金)の5限に、「がんとむきあう会」看護師 毛利 葉月さんを講師としてお招きし、学校保健委員会を行いました。
保健委員会が、緊張による腹痛や不安を乗り越えるための考え方、ストレス解消法等を紹介する劇を行い、ストレスをため込まないことや誰かに相談することの大切さを訴えました。
毛利さんの公演では、がんとむきあう会を訪れる方々の心理から、不安を1人で抱え込まず、誰かに相談することの大切さを話していただきました。以下、内容の一部です。

相談できない人は、不安や悩みがあっても、「自分で解決したいと思う」「他人に相談することが恥ずかしい」「他人に迷惑をかけたくない」「話を聞いてもらっても理解されないだろう」「話を聞いてもらっても問題が解決しないだろう」と考えてしまう。しかし、誰かに相談し、たくさんの話を聞いてもらうことで、悩みを整理し、冷静になることができる。また、気持ちが楽になる。悩みの相談は、単に問題を解決するだけでなく、相談者に共感し、理解してもらうことができる。たとえ、医者でも、病気になった際、1人で治療方法を模索するのではなく、信頼できる相談相手が不可欠である。
身の回りには、必ず相談できる人が存在し、またSOS相談窓口なども利用できます。相談することは、勇気のいることだが、相談する第一歩を踏み出してほしい。

保健委員会の発表
保健委員会の発表
講演会の様子
講演会の様子